本日の話題/コンピューター付エンジン

さてと日曜日の課題のブログを書くことにします。
本日の話題はコンピューター付エンジン。平成10年度前後のトラックからよく見かけるようになります。
実はこのコンピューター付エンジンになる直前のエンジンは、各社のエンジン技術が極みに達してた感が有り、三菱4D35やいすゞ4HF1など、名機と呼ばれるエンジンが大量に登場しておりまして、いまなお現役で走り続けております。

この直後からですね。コンピューターを搭載を始めたのは。

コンピューター付エンジンですが、最初のころは不評でした(^^;;
それは慣れてないからだろう、とは思いますが、現在も輸出はしづらい状態。

まあ、それは輸出だけの話でして、トラック自体の能力は4HL1あたりからは、それほど不評は出てないですが・・・

何が問題なのかと言いますと、コンピューター付エンジンは「コンピューターを買わないと修理できない」という欠点が有りまして。

セルなどが動いてくれないので、それで海外の方では困っている、そういうことです。
一応一部のエンジンは改造によってディーゼルエンジン起動は可能みたいですが、一部の話でして・・・

なので、いまのところコンピューター付エンジンはトラック解体業だと買わないか、買っても安い値段になっております。4D35や4HF1などの方が値段は高いかも。

もし海外の方がコンピューター対応が出来なかった場合、コンピューター付エンジンはスクラップの値段でしか買う事が出来なくなる可能性もあり、少々危惧しております。

ま、とはいえ。コンピューターをディーラーさんが売れば問題はなくなるという事でもありますので、そこは期待しておきます。TPPでも問題になる可能性有りますので。

さて、今日はこのあたりでタイピングを止めたいと思います。
お疲れ様です。

トラック解体屋ってどういう仕事?

さて、日曜日のブログを書きたいと思います。こんにちは。
今日は自分たちの職業「トラック解体屋ってどういう仕事?」という疑問にこたえたいと思います。

トラックなんですが走行距離もたくさん走り錆も浮かび上がるようになりますと、廃車する方が多いと思います。だいたいの人はディーラーさんに持っていくと思いますが・・・実はそのディーラーさんも、自分たちみたいな解体屋に転売しております。ディーラーさんは修理が主で解体は行ってないからです。

資格ではなく許可ですが解体業許可というのが有ります。
他にも引取業許可、フロン類回収許可など。

そういった許可を取得しないと解体は行ってはいけない、ということですね。

次にどうやって利益を出しているの?という疑問にこたえたいと思います。
基本的には海外からやってくるエンジン買付の業者の方々に、解体してエンジンその他部品は転売輸出というシステムになっております。

その他たとえばパッカー車(塵芥車)でしたら、エンジン、デフ、アクスル、ハンドルボックスなどは輸出転売ですが、後ろのパッカー部分は輸出対応外になります。こちらはスクラップ鉄として「破砕業者」に転売します。

トラックというのは様々な部品や金属でできた高級品です。エンジンその他、使える部分を全てを分解しても元は取れることは取れます。
でも、使えるエンジンを分解とか勿体ないですよね。そういうことで使える部品は輸出や県内販売などを行っております。

今日はこんな感じかな。お疲れ様でした(^^)ノ

地味だけど強いぞUDトラックス(旧日産UD)

各トラックメーカーさんの紹介も最後になりました。
UDトラックスジャパンの説明を行いたいと思います。

UDトラックスは旧社名は「日産ディーゼル工業株式会社」となっておりましたが、日産グループから外資系メーカーに株が譲渡され、ボルボの傘下となりました。
ただ日産グループとは業務提携は続いております。

日産ディーゼル工業時代からトラックのラインナップは充実しておりまして、2tトラックのATLASから4tCONDOR/10tビッグサムまでラインナップが充実。地味ながらファンをたくさん獲得しております。

トラックのクーラー関係だとトヨタグループだとデンソーを使っていることが多いのですが、日産グループに属するUDはゼクセルを使ったりとか結構ライバル視していることが多いのです。

あと、コンピューター使ってない4tエンジンだと長いこと原動機付型式[FE6]を使っておりました。185とか195などで区別していたのですね。(単位は忘れてしまった(汗))

日産は乗用車もトヨタのライバルとされておりましたので、トラックもその流れでライバル視していたのでしょう。トヨタグループは2tトラックは苦手ですので、そこらへんも優位に立ってました。

現在はボルボの傘下で10tトラック「クオン]などを製造しております。

外資とはいえ国産のプライドを有するメーカーなのでクオンの評判わるくないですね。地味に乗りやすいと評判を拝聞しております。

これから先も注目していきたいメーカーと思います。
沖縄ではそれほどの強いメーカーさん
ではないですが、デザインかっこいいの多いし(*^-^*)

今回はこんなかんじでタイピングを終了したいと思います。
お疲れ様です。( ^^) _U~~

10t車はNO1?日野自動車

さてブログを書きたいと思います。こんにちは。
本日は日野自動車をテーマに記したいと思います。

日野自動車トヨタグループ傘下の会社で主に4t以上から10t車が中心のラインナップ。最近は2tの日野デュトロなんかも販売はしておりますが、基本は中型車から大型車メインの会社です。

解体屋目線で申し訳ないですが、日野自動車さんのトラックはエンジンが強くてシャーシの軽量化に成功しているので燃費が良いというイメージが有ります。
それでなのか知らないけど沖縄で大型トラックと言ったら日野が圧倒的に強い。

特に日野スーパードルフィン(平成4年型まで)は名車と呼ばれており、沖縄ではまだまだ現役で走っております。

 

ただ申し訳ないですが、スーパードルフィンの部品は走っている車両とは逆に圧倒的に不足しております(^^;;

だって、現在平成26年まで走らせられてるスーパードルフィンって持ち主が丁寧に扱っている品がほとんどなので、解体屋にはあまり回ってこない。

あったとしても高価になってしまうんですね。うん、困った。

ちなみにドルフィンの後のチェンジしたモデル「スーパードルフィンプロフィア(通称テラヴィ)」も人気商品です。

こちらはまだ結構出回っておりますが、こちらもやがて数少なくなりますので、関係者の方はお早めに購入することをお勧めします。

本日のブログは以上かな?やっぱり話はドルフィンになってしまった(笑)
お疲れ様です。

ディーゼル屋「いすゞ自動車」

本日もトラック解体関連のブログを書こうかな?と思いまして、
はてなブログに投稿することにします。

そして本日は、一番すごいのか一番危険なのか解らないディーラー、いや違った、メーカーの方のいすゞさんの事を述べたい思います。


えー、なんでディーラーさんが危険なのかと言いましたら・・・
このディーラーさん、新車一台販売するたびに二百万赤字出すと言われております。
冗談抜きでマジです(^^;;

新車10t車販売すると1800万くらいかかるんですが、200万くらい引いてくるのも本当らしいです。

ではなんで儲かってるんだ?と理由を説明しますと「トラック関連の部品」で儲けているわけです。
トラック関連の商品って基本的には同じメーカーの同じ部品しか合わなくて、他のを流用とかは無理なんですよ。
特にセルモーターダイナモなどのエンジン回りは、同じメーカーさんの同じ原動機付型式のセルモーターとかでないと合わないことが多い・・・一応例外として、OEM供給のやつだと合うことは有りますけど、それ以外は基本合わない。
バンパーとかなら社外品とか有りますが、エンジン回りは社外品は無いはずです。

だからisuzuELF4HF1(原動機付型式)のセルモーターは、新品を購入するにはいすゞさんを当たるしかないわけです。そこで儲けきれる、と。

販売台数が増えれば増えるほど、部品関連も同じ勢いで販売数は伸びていきますから。そして、この間「国内の日野」と呼ばれる牙城を崩して販売台数一位に立った、と。

戦略としては、お見事というしかないです。
もともと「ディーゼルいすゞ」と呼ばれて有名ではあったのですが、ここまで来るとは予想してなかったので。

もちろん「いすゞ」より他メーカーが良いと仰られるかたも多く、特に日野は今でも沖縄で根強い人気を誇りますが。(燃費の日野と呼ばれております。)

とはいえ、さすがと言えます。二t車では2強の内の一強なのは昔からですし。
というわけで、今日はこんな感じでブログは終了したいと思います。

次は流れ的に「日野自動車」の事を述べたいと思います。
では、またです(^^)ノ

馬力なら任せろ、三菱ふそう。

今日は風邪ひいてるのでPC関係書くのもきつい。
というわけで、本職のトラック解体をテーマに書きたいと思います。

テーマは三菱ふそう。2tから10tトラックではおなじみのメーカーです。
馬力なら今でも最強ではないかな?トラック業界の雄ですね。

三菱ふそうは今ではダイムラーの傘下に有りますが、外資が入る前は二トントラックなら二強のうちの一強、10tトラックでも国産トラックならまず最初に上げられるほどのトラック王国を築いておりました。

コンピューターが入る前の4tトラックFIGHTER「6D16」や「6D17」(原動機付型式)は今でも海外では人気ですね。

 

国内の日野、タイのいすゞインドネシア三菱ふそう、と世界市場でも三つに分けて現地生産方式でトラックを作ってる。そういうメーカーですね。

エンジンは国産やダイムラーのエンジンを使っておりますが、その他のシャーシなどの枠組みやキャビンとかは海外でも作れますので、海外では低価格でトラックを供給することが可能。国内市場が縮小する中で生き残りをかけて事業展開している、そういうメーカーさんでもあります。

沖縄でも三菱ふそうは人気です。県内売りはもちろんのこと、輸出なんかも多いですね。自分たちみたいな解体屋は海外勢との取引も多いから、お世話になることの多いメーカーさんです。

ダイムラーさんが入ってからは国内では安売りしなくなったとの情報も有りまして、もう一つの雄、いすゞさんとは対照的なメーカーさんでもあります。

それでも三菱CANTERとFIGHTERは生き残るのではないかな?地味に強いというイメージが有るのですよ。三菱ブランド恐るべし、ってところですね。

んー・・・いきなり話題転換すると、風邪のせいで「起承転結」が書けてない気がする(--;;(笑)
まあ、たまにはそういうこともあるでしょう。
というわけで、本日は三菱ふそうさんをテーマに書きました。

次のはてなブログでのテーマは、いすゞさんにしようかな。
豆知識みたいなものですが、ひそかに書いていこうと思います。
宜しくお願いします。

では、またです(^^)ノ